プリウスPHV(2017年モデル) 11.6型T-Connectナビの通信契約
プリウスPHV(2017年モデル)のT-Connectサービス契約が分かりづらかったので、調べてまとめた。
プランの一覧
T-Connectのプランとしては、下記のものがある。
- T-Connect DCMパッケージ
- T-Connect DCM単体
- T-Connect for CROWN
- T-Connect スタンダード・T-Connect エントリー
- T-Connectスタンダード(22)・T-Connectエントリー(22)
- T-Connect(携帯接続)
T-Connect(携帯接続)とは
DCMを使わずに、Wi-Fi接続またはBluetooth(DUN)でT-Connectサービスへ接続する契約。
通信料は別途だが、T-Connectサービス自体は無料で使える。
利用できるプラン
この内、利用できるのは「T-Connect DCMパッケージ」のみ。
どこにも書いてないのだが、「T-Connect(携帯接続)」は利用できないらしい。
これを知らずに販売店に聞いてみたところT-Connect(携帯接続)のプランに変更してもらえたが、ナビ側で利用開始手続きがエラーでできなかった。
また、Webサイトから契約手続きをすると「T-Connect DCMパッケージ」と「T-Connect(携帯接続)」が選べてしまう。携帯接続のほうを選んでしまうとエラーが出てそのあとサポートセンターで契約をキャンセルしてもらう必要があるので、選んではいけない。ただ、これ選べること自体が問題ではあるので、サポートセンターのほうには改善を要望しておいた。ただ、やる気はなさそう。
ナビのWi-Fi機能
T-Connect(携帯接続)が利用できないのに、ナビにはWi-Fi機能が備わっている。
何に使うのか疑問に思ったので、説明書を隅々確認した。結果、以下のことが分かった。
項目 | Wi-Fi | DCM |
---|---|---|
ソフトウェア更新(P.269) | ○ | ○ |
マップオンデマンド(P.426) | ○ | ○ |
T-Connect(P.383) | ○ | × |
ナビが直接インターネットに接続する方式(DCM, Bluetooth, Wi-Fi)でマップオンデマンドを利用するには、T-Connectサービスの有効な契約が必要。契約がなくても、ナビをWi-Fi接続すると設定の地図更新画面に「Wi-Fiにより自動で地図更新されます」と表示されるが、これはナビの表示が誤り。(T-Connectサポートセンター「ナビの仕様上表示されますが、利用できません。」)
マップオンデマンドで都道府県単位の更新を利用できるのは、トヨタ販売店のau Wi-Fi スポットまたはG-Station(EV/PHV用充電器)に接続する必要あり。
利用方法
- 該当するスポットでナビにもともと登録されているSSID「au Wi-Fi」へWi-Fi接続
2.「MENU」→「設定・編集」→2ページ目の「オンライン」→「通信設定」から、「通信機器設定」を「Wi-Fi」へ変更 - 地図更新画面に「G-Stationから更新を行います」と表示される
- 「都道府県を選択」から更新が実施できます。
Wi-Fiを切断し、次に通信したとき、通信機器設定が自動でDCMに切り替わるようです。
なお、このサービスは「2024年2月末」で終了がアナウンスされています。(マップオンデマンドサイトでは2023/06/27付)
[参考] T-Coonectサービス一覧(P.384)
- ヘルプネット (緊急通報サービス)
- マイカー Security (カーセキュリティサービス)
- eケア (お車の情報を活用したカーライフサポート)
- マイカーカスタマイズ (お車の設定を遠隔で変更)
- マップオンデマンド (地図更新サービス)
- 充電ステーション検索 (地図に充電ステーションを表示するサービス)
- Tルート検索(プローブ情報付) (最適ルートの探索)
- オペレーターサービス (ナビ操作をサポート)
- 渋滞予測 (ルート上の渋滞を予測)
- WEB検索 (インターネットで施設検索サービス)
- エージェント (トヨタスマートセンターの音声対話サービス)
- T-Connect Apps (T-Connectのアプリケーションサービス)
- ESPO (エコドライブをサポート)
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